漫画:にゅーたん
にゅーたん(著者:友美イチロウ)
1年以上ブログを放置していたが、時間が取れたので気まぐれに更新。
年明けにオタクの間で流行っているク◯漫画がアニメ化されるらしいと、この前街の看板で知ったので、紹介復帰作はそれより前にあった◯ソ漫画にした。
この漫画は双葉社の今は亡きコミックハイ!というロリコン向け雑誌のギャグマンガ枠だったみーたん(全3巻)のみーたんが講談社でにゅーたんとして転生した漫画である。
にゅーたんさん(メガネの女はサブキャラのマッキー)
だいたいの内容は
見た目がスク水を着た少女のにゅーたん(畜生)とサブ・モブキャラが以下のように
オタクネタ(同族嫌悪)
パロディ
時事・政治
エログロ・ナンセンス
メタネタ(身内話)
をやる風刺ギャグ漫画である。
キモオタクを狙い澄ましたネタで話が構成されることが多い。
オタクの生態
オタクの高齢化問題
もうこの時点でお判りだろうが、かなり人を選ぶアクの強い漫画なので、ヘラヘラ楽しむには相応のひねくれた感性とパロ元を知っているそれなりの漫画知識が必要だと思う。
著者の友美イチロウ氏は主に成人向け(非成年マーク)漫画(巨乳系)を執筆することが多い。
作中の綺麗めな女キャラにはそういう趣味っぽさも感じられる。
担当編集とは仲が良く、巻末に著者の他社出版のエロ単行本の宣伝を載せてもらう異例っぷりである。講談社は懐が深いなあ
パロディネタは大友克洋、美味しんぼ、池上遼一、他にもたくさんあるが基本的に年代は古め。
まことしやかに囁かれてる各種業界ネタなど風刺の矛先は様々。
ここまで書いておいてなんだが、読み直していて改めて酷い漫画だなと思った。
しかし、今度アニメ化するクソ漫画よりはきちんと漫画の体裁を成しているので、
気持ち的にこちらの方をオススメしたい所存である。